2018年6月3日開催!「唸る語る盤魔殿」国家ボリシェヴィキ党覚書その弐

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    ナツボル党首リモノフのお気に入りバンド、グラジュダンスカヤ・アバローナのライヴ模様!

    「掩体壕(バンカー)」でのナツボル党員たちの日常をドキュメントした映像

     

    1991年12月25日のソ連崩壊と共に導入された市場経済は、ロシア国内に2700%超のインフレを発生させ多くの国民の資産を蒸発させた。ひとにぎりの火事場泥棒的ハイパー富裕層と9割以上の落伍者に人々が分断されたロシア国内の治安は猛烈に悪化した。チェキストや軍人、警察官らはマフィア化しアメリカ大陸の西部開拓時代さながらの殺し合いを展開、1994年にはモスクワだけで50人の銀行家が殺害された。「モスクワ市民は民主主義の一年間で共産主義時代の70年以上の苦しみを味わされた」と誰もが抗議した。

     

    覆しようのない格差の広がりは若者たちにとってはさらに深刻だった。ソ連時代の退屈で貧しくも平穏だった彼らの子供時代の思い出は経済の”ショック療法”で彼らのアイデンティティーごと根こそぎ破壊された。

     

    「控えめだが、自分自身に誇りを持っていた親たちが、挫折と屈辱にまみれ、貧困に陥り、ついには誇りを失って死んでいった様を彼らは見てきた。彼らが耐えられないのは、まさにこうしたことなのだと思う」”リモノフ”より

     

    そんな行き場のない若者たちを魅了したのがナツボルであり、ナツボルが発行した機関紙”リモンカ”だった。”リモンカ”は政治的アジテーションも強烈だったが、若者たちに人気を博したのが前衛映画やロックグループ、アングラ詩人を批評する文化面であり、当時のロシアのカウンターカルチャーの象徴となった。

     

     唸る語る盤魔殿 第2回
    特集 ユーラシア主義と地下音楽 4th political theory and martial music movement in 21st Century 
    日時 2018年6月3日 15時開始 18時終了予定
    場所 ギャラリー螺旋(高円寺マッチングモヲルとなり)
    料金 2000円+1ドリンク
    特別ゲスト 武田崇元
    ブレインマシーンKASINA デモンストレーション 演奏 べんいせい
    出演 宇田川岳夫 持田保

    内容 踊れないことに特化したDJイベント盤魔殿のレジデントDJが、地下音楽とそれに関する情報を掘り起こす!地下音楽世界の墓掘り職人が音源や映像を見せながら日曜日の午後をマッタリと語る!

     

    20世紀末からヨーロッパで秘教的に勃興しつつあるMartilal Industrial Music / Military Ambient Musicの過去と現在。ルネ・ゲノン、ユリウス・エヴォラの伝統主義を継承するロシア現代思想界のアジテーターであるアレクサンドル・ドゥーギンの4th Political Theoryと、それを標榜する音楽集団Barbarossa UmtrunkやTsidmzの目指す世界とは?シベリアこそアーリア人の故地ヒュペルボレアとするスラブ=アーリア人種主義と、シベリアの原野に展開されるアナスタシア運動との関係は?音楽と政治と魔術が深く結びついたユーラシア主義的音楽とは?
    特別ゲストに武田崇元を迎え、語られざる世界、聴かれざる世界を掘り起こす!パンドラの箱を開けるのは誰だ?

    神界・異界に属する秘儀の一端をお伝えする限定イベントです。以下の諸注意をお守りください。
    1 イベント中の録画・録音・撮影禁止
    2 当日お話した内容は外部に漏らさない


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