テトラゼミ参加。エコビレッジについて学ぶ

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    テトラさん、ホピ族の儀式からサルトルの話へ!

    5/27(水)品川にてテトラゼミ「持続可能なコミュニティ」参加。この日は主にエコビレッジについて学ぶ。

    「エコビレッジとは?」
    エコビレッジとは「お互いが支えあう社会づくり」と「環境に負荷の少ない暮らし方」を追い求める人々が作るコミュニティ。1998年に、エコビレッジは国連の選ぶ持続可能なライフスタイルのすばらしいモデルとして「100 listing of Best Practice」(最もよい実践例の100のリスト)のひとつに初めて正式に名前が挙げられました。(配布資料より)

    つまりは自然や環境とのガイア論的共存を主軸にしたコミューンといったところでしょうか。

    コミューンといえば自分などはどうしても、マンソン・ファミリーのスパーン・ランチやファザー・ヨッド率いるヤホワ13、集団精神治療をワークに取り入れたオットー・ミュールのフリードリッヒスホーフ、あとスロッビング・グリッスルのジェネシス・P・オーリッジもクーム結成以前はトランスメディア・エクスプレーションズなる完全芸術コミューンに参加していた・・・・・などといった「俗世間との完全隔離」「常識という名の支配や管理からの逃走」「個人所有の否定(フリーセックス)」なイメージ。

    とはいうものの60年代じゃあるまいし、なんたって国連のお墨付きだってあることだし、現在はもっとこうホンワカしたコミューン形態なんじゃないの?エコビレッジなんて名称なワケなんだしさ??と、いうわけで具体的にテトラさんから紹介された「世界の主要エコビレッジ」の数々・・・・・

    いやーこれがヤバかった。ナメてましたエコビレッジ。

    テトラさんは「今後日本でエコビレッジを展開していくなら」ということでカルフォルニアのエサレン研究所(ニューエイジ運動とも関わり深い人間性回復運動を基とした施設。パーマカルチャーを取り入れた菜園もあり、さまざまなワークショップが展開されている。日本でもエサレン関連のワークは体験可能)を推していて、まあここらへんは穏健な感じで実践向きかな?って感じなんですが、その他がヤバい。

    例えばイタリアのスピリチャル・コミュニティー「ダマヌール」。オベルト・アイラウディ(ファルコ・タラッサコ)により1975年より秘密結社としてスタートしたとのこと。ケイオスマジックですか?ここでは哲学家のコミュニティーを目指し、(あなたの聴かない世界vol.1でも霊界音響がらみでご紹介した)ニコラ・テスラの研究を継承!その主たる研究内容はタイム・トラベルの実践であり(未来には行けないが過去へのトラベルは成功済との自己申告有)、また彼らはアトランティスの完全なる復活をも目論んでいるという。

    この日特別にテトラさんが制作した「ダマヌール」のドキュメント映像を見せてもらいましたが、地下11階ほどの逆ピラミッド風宮殿(重機など使用せず、すべて手作業で建築したインディージョーンズ映画に出てきそうなトリッキー迷宮)や、アウトサイダーアートにしか見えない壁画、そのなかで繰り広げられるグルジェフ風パフォーマンスなど、ダウナーなアシッド感あふれる映像の数々に本気で感動。シビれました。

    しかしこんだけヤバい活動&思想なのに、「ダマヌール」は80以上の事業で成功を収め、オベルトは高額納税者番付にもチャートイン。「ダマヌール」のオリーブオイルは絶品で、日本の高級デパートでも人気だとか。うらやましい限りですね。

    気になってググったら神戸に「ダマヌール日本」なる団体が!ヤバい!!
    http://www.damanhur.jp/index.html

    「ダマヌール」もヤバいがこっちもヤバかった。米国セドナに存在するNPO法人「アクエリアンコンセプツ」。

    「アクエリアンコンセプツ」についてはテトラさんに出演いただいた「あなたの聴かない世界VOL.4 ニューエイジの彼岸」でも紹介いただきましたが、やっぱ凄いわコレ。

    約100名のメンバーが500匹の動物たちと共同生活をおくる、地球人の姿かたちをしているが実は宇宙人たちのコミュニティー。まさに地球に落ちてきたムツゴロウ王国!

    彼らは北米先住民であるホピ族の暮らしをリスペクト。宇宙人である彼らに言わせるとホピ族の人々は地底人なのだそうだ。ペヨーテ狩りなどホピ族の伝統儀式も継承。ペヨーテ摂取の幻視からインディゴ・ブルーという言葉が生まれたらしい。

    彼らの思想はウランティアブック(地球をウランティアと呼び、宇宙、神、哲学、歴史などを総括した奇書)に基づいており、宇宙の普遍言語を学んでいた。宇宙の言語、それは音楽だという。

    そしてウランティアコンセプトはカールハインツ・シュトックハウゼン、ジャコ・パストリアスという2大音楽家に継承される。

    「あなたの聴かない世界」でもいずれウランティアブックは検証しなきゃダメかなーと思ってた矢先だったので、この日またこの話が出て運命めいたものを感じてしまいました。

    でもシュトックハウゼンの「光」や「クラング」って昔聴いて「???」って感想しか持てなかったんだよなあ。今聴くと違うのか?

    それにウランティアブックとシュトックハウゼンでどれだけの人の関心を引けるかも微妙だしなあ・・・・・これは要検討案件として考えてみます。

    テトラゼミの話に戻すと、最後に日本のエコビレッジの現状に言及。富山県のエコビレッジ南砺やアズワンコミュニティ鈴鹿、そして日本中にエコビレッジ建設を促進する新会社ナチュラルヴィレッジ株式会社http://naturalvillage.co.jp/などを紹介。なかでも世田谷区ほどの土地を所有し、広大な原生林を保持しつつ、農業から林業、漁業までを内部で機能させている伊勢神宮のエコビレッジ的側面は(霊的な意味でも)パーフェクトでは?と思いました。

    エコビレッジやコミューンに関して思うところは、今後社会的シェルターとしての役割が大きくなるのでは?といったところ。

    より良い生き方の探究だけではない、サバイバルとしての集団生活空間。

    小さなころから全く集団生活に向いてなかった自分ですが、「ダマヌール」や「アクエリアンコンセプツ」みたいなコミューンならやっていけそうな気がするのですが、これって無限大の幻想でしょうか?

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