ちょっと急遽ディスクユニオンのフリーペーパーに寄稿することになり、お題は何でもOKとのことなので以前から取り上げたかったクリスチーネ・Fについて書いてみた。
で、全然知らなかったのだけど、彼女2013年に自叙伝「Mein Zweites Leben わたしの第二の人生」なる本を彼女の本国ドイツで出版してたのね。
http://www.amazon.co.jp/Christiane-F-Mein-zweites-Leben/dp/3943737128
1981年に出版され、映画化までされた「かなしみのクリスティアーネ われらツォー駅の子供たち」は日本語訳版も出たけど、こっちは難しいだろうなぁ。
映画は「クリスチーネ・F 麻薬と売春の日々」ってタイトルで日本公開もされた。デヴィッド・ボウイが本人役で出演してて、当時音楽雑誌ではプッシュしまくり。自分も映画館まで観に行ったもんです。いやー懐かしい。
http://youtu.be/Na3Sef4GjEY
ちなみに12歳でLSDとかやり始めたクリスチーネはこのボウイのコンサート直後にヘロイン・デビューを飾ります。彼女この時14歳。ベルリン時代のボウイのコトを思うと感慨深いものがありますね(ダメ、絶対!)。
まあ、このクリスチーネ・Fは80年代初期の西ベルリンの退廃の象徴みたいな人でした。同じく当時西ベルリンの破壊の象徴だったE・ノイバウテンとくっつくコトになるのも必然というか。当時の恋人アレクサンダー・ハッケと80年に結成したセンチメンタル・ユーゲントがこちら。クリスチーネは淡々とギター弾いてます。
http://youtu.be/2Exp63Lo4QQ
さすがに周囲から「いや、ヴォーカルそっちじゃないだろ!」的意見があったのかバンドは81年に解散、クリスチーネ・FはアレクサンダーやF.M.アインハイトをバックに82年ソロ歌手デビュー。
http://youtu.be/D21VqhAdX0A
83年にはウィリアム・S・バロウズの思想をインダストリアル解釈したカルト映画"Decoder"に主人公F.M.アインハイトの恋人役で出演。のぞき部屋のストリッパーでカエル好きという素敵すぎるキャラを好演。この頃はアイドル的売り出しも検討されてたハズ。
http://youtu.be/-Vu2ySzInU8
ちなみにこの"Decoder"、監督はムシャという後にも先にもこの映画でしか聞いたことない人ですが、脚本と制作はバロウズ・ファンにはお馴染みのクラウス・メック。バロウズ本人やジェネシス・P・オーリッジなども出演してて大変楽しい。現在輸入盤DVDで入手可能。
http://diskunion.net/sp/rock/detail/AGY140214-DCD-01?dss_mode=sp
結局クリスチーネ・Fはヘロインから抜け出せないまま表舞台からフェードアウトしていったのですが、そこらへんの顛末は前述した「Mein Zweites Leben わたしの第二の人生」に詳しく描いてあると思うのでマジ誰か翻訳して欲しいもんです(他人まかせ)。
で、そのユニオンのフリーペーパーは2015年2月あたま位にユニオンで配布されるらしいので、よかったら手にとってやってください。よろしくお願いします。
で、全然知らなかったのだけど、彼女2013年に自叙伝「Mein Zweites Leben わたしの第二の人生」なる本を彼女の本国ドイツで出版してたのね。
http://www.amazon.co.jp/Christiane-F-Mein-zweites-Leben/dp/3943737128
1981年に出版され、映画化までされた「かなしみのクリスティアーネ われらツォー駅の子供たち」は日本語訳版も出たけど、こっちは難しいだろうなぁ。
映画は「クリスチーネ・F 麻薬と売春の日々」ってタイトルで日本公開もされた。デヴィッド・ボウイが本人役で出演してて、当時音楽雑誌ではプッシュしまくり。自分も映画館まで観に行ったもんです。いやー懐かしい。
http://youtu.be/Na3Sef4GjEY
ちなみに12歳でLSDとかやり始めたクリスチーネはこのボウイのコンサート直後にヘロイン・デビューを飾ります。彼女この時14歳。ベルリン時代のボウイのコトを思うと感慨深いものがありますね(ダメ、絶対!)。
まあ、このクリスチーネ・Fは80年代初期の西ベルリンの退廃の象徴みたいな人でした。同じく当時西ベルリンの破壊の象徴だったE・ノイバウテンとくっつくコトになるのも必然というか。当時の恋人アレクサンダー・ハッケと80年に結成したセンチメンタル・ユーゲントがこちら。クリスチーネは淡々とギター弾いてます。
http://youtu.be/2Exp63Lo4QQ
さすがに周囲から「いや、ヴォーカルそっちじゃないだろ!」的意見があったのかバンドは81年に解散、クリスチーネ・FはアレクサンダーやF.M.アインハイトをバックに82年ソロ歌手デビュー。
http://youtu.be/D21VqhAdX0A
83年にはウィリアム・S・バロウズの思想をインダストリアル解釈したカルト映画"Decoder"に主人公F.M.アインハイトの恋人役で出演。のぞき部屋のストリッパーでカエル好きという素敵すぎるキャラを好演。この頃はアイドル的売り出しも検討されてたハズ。
http://youtu.be/-Vu2ySzInU8
ちなみにこの"Decoder"、監督はムシャという後にも先にもこの映画でしか聞いたことない人ですが、脚本と制作はバロウズ・ファンにはお馴染みのクラウス・メック。バロウズ本人やジェネシス・P・オーリッジなども出演してて大変楽しい。現在輸入盤DVDで入手可能。
http://diskunion.net/sp/rock/detail/AGY140214-DCD-01?dss_mode=sp
結局クリスチーネ・Fはヘロインから抜け出せないまま表舞台からフェードアウトしていったのですが、そこらへんの顛末は前述した「Mein Zweites Leben わたしの第二の人生」に詳しく描いてあると思うのでマジ誰か翻訳して欲しいもんです(他人まかせ)。
で、そのユニオンのフリーペーパーは2015年2月あたま位にユニオンで配布されるらしいので、よかったら手にとってやってください。よろしくお願いします。